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マーケティングEYE

シニアマーケティング

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人口構成環境変化

シニアマーケットは拡大マーケット

1:成熟するアダルト市場

1997年に65歳以上の老年人口が15歳未満の年少人口を上回ってから、わずか9年間で成人人口の半数以上が50歳以上のシニアによって構成される、シニア社会を迎えました。
シニア市場は、消費経済の中枢をなす有力市場であり、この攻略は大きなビジネスチャンスです。

2:アクティブなニューシニア市場

人口構成の最大構成層団塊の世代は、VAN世代、DC世代としてファッションの洗礼を受け、ニューファミリーとして新しいライフスタイルの寵児として注目され、高度成長・バブル経済の中心として本物志向・高級志向を経験、ITもかろうじて経験してきた世代です。
彼らニューエルダーと呼ばれる世代は従来の高齢者の消費概念とその消費形態は大きく異なっています。


ベルポート芦屋

ゲーテッドコミュニティー

アメリカでは20年ほど前に登場している「要塞の街」と訳され、防犯体制を重視した街をさす。
通常フェンス等で囲まれ、ICカードを持った住人でなければ中に入ることができない。
日本ではアメリカのマリーナ運営会社アンバサダーインターナショナルの日本法人ベルポートジャパンが、2005年から宅地分譲を始めている兵庫県芦屋市ベルポート芦屋などが、ゲーテッドコミュニティーにあたる。
このベルポート芦屋は、販売元がマリーナ運営会社なので、それぞれの宅地には船舶の係留所もついている。
ここの居住者はIDカードを所有し、センサーにそれをかざすと門が開くシステムで、24時間有人管理を行い、フェンスには不法侵入者を防ぐ赤外線センサーを設置されている。
宅地面積は364~1020平方メートルで、分譲価格は9480万円~3 億1280万円。毎月の管理費や修繕費積立金、係留施設などの水域利用料が必要となる。
(出展 ベルポート芦屋 パンフレット)


ライフスタイル特性

シニアマーケットはマニアマーケット

シニア世代は変わらない価値観を大切にしながらアクティブに行動します。
加山雄三/石原裕次郎/長嶋茂雄/吉永小百合この世代に共通する好きな有名人であり、その志向は50〜65才までほぼ同じ傾向を示します。
基本的なライフスタイルはアクティブであり青春時代の憬れをいまも大切にし、年寄り扱いはされたくない。
ニューシニア市場は選ぶ理由を大切にし、共感する価値観を持ったブランドと長いつきあいを希望する傾向が強いのです。
ライフスタイルを大切にし、若い頃からのスタイルを維持するシニアたちにとって、リタイアメント以降は、もう一度こだわりを大切に生きていく。
ここにシニア・マニアック・マーケットの可能性があるのです。


ブランド

シニアは信頼したブランドを継続

シニア世代は基本的には信頼したブランドはあまり変えたくないと考えています。
バーバリー/ラルフローレンなどのトラディショナルで品質が信頼でき、あまり大きく変化しないブランドを支持する傾向が強い。
モノを選ぶには選択する理由が必要であり、選択する理由を新聞・雑誌等のメディアが提供してくれると、この層はその方向へ動いていく。
特に50代後半からのシニア層は新しい知識はテレビ・新聞・週刊誌から得ることが多く、女性はフリーペーパーも重視します。